西武ライオンズファンの私から見た新庄監督

 北海道日本ハムファイターズとの最初の3試合を終えた時点の新庄監督の印象は、「悪役レスラー」でした。通常の試合開始を30分遅らせて行われた、札幌ドーム開幕セレモニー。ほとんどの時間を選手の入場に費やしていました。大掛かりな舞台装置から降りてくる、スタメン選手たち。新庄監督は最後に、空飛ぶバイクで登場。確かに派手だけど、野球とは一切関係ないし、時間とお金の無駄に感じました。試合中も含め、新庄監督のパフォーマンスは、奇をてらっているようにしか見えませんでした。負けて悔しがる姿が見たいという、他の監督には感じない感情が湧きました。

 

 西武との3試合は、西武の2勝1敗でした。日本ハムの2敗は、2試合とも走塁ミスがあり、基本が疎かになっている印象でした。スタメンの選手起用や投手交代や作戦は、結果論でしかなく、違う作戦を用いても勝敗が変わったかどうかは、分かりません。しかし、私から見た新庄監督の印象は、普通の監督以下です。

 

 監督の評価は、印象でしかありません。監督になったつもりで試合を見ている私の考えが、監督の評価基準になります。私が上手く行かないと思う作戦を用いて、上手く行かなかった場合、監督の評価が下がります。バントだと思ったら、投手交代だと思ったら、そうして欲しいのです。プロの監督だから、素人監督の考えを凌駕して当たりまえ、そう思っています。好き嫌いでしかないし、負ければ批判される、プロ野球の監督とは、損な仕事です。

 

 新庄監督は、私の期待を下回っています。私は長嶋茂雄監督や野村克也監督のような監督になるのを、期待していました。2人は、負けても絵になる監督です。全勝は出来る筈がないし、何年も続ければ、負試合も増えます。それでも、イメージの悪くならない監督は、他には思い浮かびませんでした。負けて取材拒否をするとは、思いませんでした。負けても明るい新庄監督を見たいです。

 

2022年4月6日