​主人公は誰だ

 NHKで放送中の『100カメ』は、NHKによると、「100カメは、気になる場所に100台の固定カメラを設置して人々の生態を観察するドキュメンタリー。カメラを意識しない姿・会話の記録から、思わぬ実像が見えてくる。」、だそうです。でも、ドキュメンタリーじゃないよね、オードリーの喋りを聞かされる番組だよね。

 

 『100カメ』は、取材したVTRと、そのVTRを観ているオードリーの顔と音声を、重ねて同時に放送しています。私は、この構成が不快です。救急病院の回は面白かったけど、オードリーの喋りが邪魔で、途中で視聴を止めました。この番組の作り手は、取材対象を見せたいのか、VTRを見ているオードリーを見せたいのか、意図が分かりません。主人公はどっちなんだよ。

 

 最近、VTRを観ている、VTR内の出演者とは無関係の出演者のスタジオの音声を、VTRと重ねて放送する番組が増えました。そもそも、ワイプの顔だけでも邪魔で邪魔で不快なのに、声までかぶせるなんて。VTRを観ている第3者の出演者の表情なんて、邪魔なだけ。さらに、VTR内の出演者の声にかぶせて喋って聞こえなくするなんて、どっちが主人公なんだよ。そのうち、映画のテレビ放送も、ヒロミの感想付きになりそう。

 

2022年5月23日