箱根駅伝予選会

10月の風物詩、箱根駅伝予選会。1月2日と3日に開催される、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の予選です。箱根駅伝で10位以内に入った大学はシード権が得られ翌年も出場できますが、他の大学が箱根駅伝に出場するには予選会の突破が必要です。有料チャンネルでのみ生中継されていたのが、いつの頃からか地上波で生放送されるようになりました。

 

予選会は東京都立川市で開催されます。陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街を経て昭和記念公園内でフィニッシュします。ハーフマラソンの距離(21.0975km)を1校10人~12人が走り、上位10人のタイムの合計で順位が決まります。チームの総合力が問われます。10位までの大学が箱根駅伝に出場できます。優勝することは重要ではなく、10人の合計タイムで10位以内に入るのが重要という、ちょっと特殊なレースです。※出場枠が増える年もあります。

 

近年の箱根駅伝は青山学院大学が速すぎて、優勝争いと新記録に興味を失っています。レベルが上がりすぎてしまい、無名校が努力で上位に食い込むチャンスが残されていないように感じます。昨年は、箱根駅伝のスター選手だった徳本一善監督が率いる駿河台大学が初めて予選を突破しました。一方で、常連校だった拓殖大学と城西大学が箱根駅伝出場を逃しました。箱根駅伝を目指す大学が増え、年々、予選突破が難しくなっているように感じます。

 

2004年初出場の城西大学は創部3年、2009年初出場の上武大学は創部5年で箱根駅伝に出場しました。目指せば出場できると思えた時代が懐かしいです。常連校となった2校も、今年の箱根駅伝には出場できませんでした。突破が難しくなった予選会を見ていると、箱根駅伝の順位はどうでもいいと思うようになりました。出場すること自体が、優勝と同じくらい大きな価値があると思うようになりました。

​2022年10月3日