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FA移籍
私が好きな埼玉西武ライオンズからフリーエージェント制度を利用して、森友哉選手がオリックス・バファローズに移籍しました。一方、夕刊フジのサイトで「西武入団を決意した」と報じられていた北海道日本ハムファイターズの近藤健介選手は、福岡ソフトバンクホークスに入団しました。FAによる選手の流出が最多の西武ファンとしては、見慣れた光景です。でも、近藤には来てほしかった。
西武は、2018年のオフに浅村栄斗(ひでと)選手が東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍、2019年に秋山翔吾選手がメジャーリーグのシンシナティ・レッズに移籍しています。国内のチームとメジャーへの移籍では、印象が違います。メジャーは、「夢へのチャレンジ」という印象があって好意的にとらえやすいです。国内チームへの移籍は、「結局は金」という悪い印象になりやすいです。
近藤選手の今期の推定年俸は2憶5500万円でした。ソフトバンクとの契約は7年総額50億円と報じられています。森選手は2憶1000万円が4年総額20億円に。複数チームが獲得に乗り出すと、契約条件が高騰します。それが、悪い印象の理由だと思います。プロ入りのときにチームを選べない選手が、チームを選べる唯一の機会ですが、わだかまりが残ります。
1軍に8年間在籍すると得られる権利ですが、「あっと言う間」です。出て行かれる側からすると、損としか感じません。争奪戦によって高騰した年俸も正当な評価額とするかの問題もあります。私は、「そのくらいの自由があってもいい」と思っています。プロ入りのときに、チームを選べないのですから。それにしても、近藤には来てほしかった。でも、西武が払える金額ではありません。
2022年12月19日
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