top of page
箱根駅伝

 今年もあっと言う間に終わってしまった箱根駅伝。駒大学が優勝しました。私は、優勝校には興味がありません。「速いのだから当たり前でしょ」という感じです。印象に残ったのは、昨年は予選落ちだった城西大学が9位に入ってシード権を獲得したことです。城西大学とは何の関りもありませんが、箱根駅伝をちゃんと見るようになったきっかけが城西大学の初出場でした。

 

 2004年の箱根駅伝に初出場した城西大学は、創部3年目で予選会を突破したことが注目されていました。そこで、箱根駅伝には予選会があり、予選落ちがあるのを知りました。常連校に新規参入校が割って入る下剋上のような現象を、面白いと思いました。それまでは出場校を把握していませんでしたが、以降はすべての出場校を意識するようになりました。

 

 昨年は予選落ちで出場できなかった城西大学が9位でシード権を獲得したのは、素晴らしい結果だと思います。中央大学の2位も素晴らしいと思います。2016年10月の予選会で敗退し、87回の連続出場記録が途絶えました。そこからの復活もすごいと思います。東京国際大学が11位でシード権を失ったのは驚きました。2016年が初出場の新規参入組ですが、2021年の出雲駅伝で優勝するなど強豪校の仲間入りをしたと思っていたからです。

 

 楽しみにしていたのに、あっと言う間に終わってしまって残念です。次の予選会は例年通りなら10月です。通常は関東の大学しか出場できませんが、次回の予選会は100回大会を記念して全国の大学が出場できます。詳細は発表されていません。85回と90回の記念大会にあった出場枠の拡大の有無も不明です。枠の拡大があったとしても初参加での予選突破は難しいと思いますが、全国化も楽しみです。

2023年1月9日

bottom of page