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前半戦終了

 オールスターも終わり、プロ野球は前半戦が終了しました。埼玉西武ライオンズは85試合を消化し、残り58試合となりました。36勝48敗1引き分け。8連敗もあり最下位独走態勢でしたが、7連勝で最下位を脱出しました。松井稼頭央監督の辞任を今か今かと待っていましたが、もうなさそう。7連勝なんかしないで、負け続ければよかったのに。

 

 某選手が事件を起こしての離脱や、希望の星だった渡部健人選手の怪我。成績不振は、松井監督の責任ではない事情もあります。そこは問題ではありません。戦力不足で負けるのは仕方がありません。松井監督への不満は、素人よりも野球を知らないように見えることです。勝負所で打率が1割台のキャッチャーに代打を送らない。普段はバントをしないのに、いざという時だけバントをする。そして、失敗する。バントは誰でも100%成功すると思っているかのようです。

 

 7連勝のうちの6勝は、西武よりも調子の悪いチームからです。現在も11連敗中の福岡ソフトバンクホークスから3勝。12連敗中の北海道日本ハムファイターズから3勝。連勝中も監督としての成長は見られませんでした。外国人選手に代走を送らない、打率が1割台のキャッチャーに代打を送らない、エラーの多い佐藤龍世を守備固めに使う。勝利の喜びよりも、監督への不満が上回るという経験のないシーズンが続きます。

 

 素人から見ても悪手と思える作戦が失敗する試合が続き、イライラが募ります。2014年の6月に伊原監督が休養したように、松井監督が休養するのを願っていました。その可能性のなくなった今、監督としての成長を願うしかないけれど、残りは58試合。あっという間に終わってしまいそうです。2年契約だとされているので、今から来年も憂鬱。もう、何度も同じ失敗をくり返すのを見たくない。

2023年7月24日

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