埼玉西武ライオンズファンの私にとって、憂鬱な日々が続きます。延長戦の末にサヨナラ負けを期した7月30日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦は、今年の西武を象徴する負け方でした。松井稼頭央監督は、私が見てきた20数年の中で、飛び抜けて監督の適性がない監督だと思っています。こんなに面白くないシーズンは初めて。本来は楽しいはずの野球の時間なのに。

　敗因は佐藤龍世の2イニング連続のタイムリーエラー。佐藤龍世の1試合2回のタイムリーエラーは、7月9日のオリックス戦に続いて2回目です。守備固めに起用することから、松井監督は佐藤龍世の守備を高く評価しているようです。エラーを繰り返しても起用し続け、エラーをさせ続けています。

　コントロールが悪いティノコ投手をピンチで起用、失点。何回目よ。次々とピッチャーをつぎ込み、本調子とは程遠い水上投手を起用せざるを得なくなってのサヨナラ負け。同点に追いついて延長戦になるのを想定ないかのようです。1番愛斗、9番金子侑司のスタメン起用も疑問。ボール球を空振りしまくる2人が起用されたスタメンを見て、「これで勝てるなら監督いらねーじゃん」と思いました。

　佐藤龍世は首都高速道路の法定速度60km/hの場所を149km/hで走行し、執行猶予判決を受けた選手。エラーを繰り返しても起用し続けるのを見守るほどの好感も期待も、私は持っていません。お願いだから、他の選手を起用してほしい。もう、十分にチャンスを与えたはず。

　敗戦に怒っているわけではなく、敗退行為のような采配に怒っています。テレビで見るのだって、タダじゃないのに。スカパー！のプロ野球セットは、基本料込みで月額4,483円。毎日のようにある試合を、楽しむはずだったのに。

2023年8月1日