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不登校がやってきた 3

 NHK BS1で8月31日に放送された『不登校がやってきた3 先生たちも悩んでる』を見ました。3人の子どものうち2人が不登校のディレクターが作る番組の3回目です。今回は、不登校に関わる教師との対話です。ディレクターがそれぞれの教師に取材に行く構成でした。私には、教師の言っている言葉の意味が理解できませんでした。

 

 もちろん日本語だし、字幕も読んでいます。しかし、何の話をしているのかわかりませんでした。その差は、学校が好きか嫌いかにある気がします。学校が嫌いな私には、あんな嫌な場所で働く人がいるのが信じられません。信じられないことですが、教師は学校が好きなのでしょう。学校が好きな人から見たら、学校が嫌いな人のことが理解できなくて当然だと思います。

 

 嫌いを好きにするのは無理だと思います。野球が嫌いな人を野球好きにする方法を思いつきません。不登校の解決は、野球嫌いの人を全試合観戦に行くようにするのと同じくらい無理な話だと思います。埼玉西武ライオンズの試合をテレビで見ていると、毎日球場に来ている人がいるのに気がつきます。好きでやっていることを、嫌いな人にも同じようにやらせようとするのは無理のある話です。

 

 嫌な思いをするから、損だから学校に行きたくないのだと思います。好きなら、楽しいなら、プラスになるなら行くはず。学校に行かないと損なことがわかっていても、行けない。もっと損なことがあるから。理屈ではないと思っています。お金を払って野球を見るのは、見合った見返りがあるから。のはず。野球が好きではない人は嫌な思いをするだけ。

 

 不登校なことで、社会性が身に付かないかのようなことを言う教師もいました。だったら、不登校でない人は社会性が身に付いているとでも言うのか。社会性のない教師や、社会性のない生徒に嫌な思いをさせられてきた私から見ると、理解のできない思考をする教師です。学校は社会性のない人に嫌な思いをさせられる場所。社会性が身に付く場所だと思ったことがありません。

 

2023年9月4日

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