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さよなら、愛斗
埼玉西武ライオンズの愛斗選手が、2023年12月の現役ドラフトで千葉ロッテマリーンズへ移籍しました。出場機会が少ない中堅選手の移籍活性化を狙ったとされる現役ドラフトで、西武が愛斗選手を指名対象選手にしたことに驚きました。2022年は121試合、2023年も73試合に出場しました。出場機会は十分にあったので、現役ドラフトの対象選手になるとは思いませんでした。
埼玉県にある花咲徳栄高校から入団して、2023年で6年。ようやく1軍に定着したように見えたのに。外野の守備は危なっかしく見えますが、実は上手いようです。肩もよかった印象があります。ライトゴロを何回も捕ったり、外野フライからのトリプルプレーもありました。埋もれてしまう選手とは違う、何かを期待する選手でした。移籍は残念です。
2023年の開幕当初は打撃が好調でしたが、その後は不調になり2軍落ちとなりました。終盤に1軍に復帰しますが、打撃は上向きませんでした。バットに当たれば、良い当りの打球を放ちます。しかし、好調ではないときはバットに当たりません。バットが届かないボール球を空振りし、三振します。チャンスで愛斗選手に打順が回ると、絶望的な気持ちになりました。
西武の選手ではなくなってしまうのは残念ですが、ロッテで活躍してほしいです。違うチームで違う野球と出会って、西武では伸ばせなかった部分を伸ばしてほしい。西武時代より活躍する選手になってほしいです。必要とされるチームで、輝いてほしい。
2024年1月8日
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