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2024年6月24日に、埼玉西武ライオンズの若林楽人選手と読売ジャイアンツの松原聖弥選手とのトレードが発表されました。若林がトレードされたのには驚きました。とても残念です。西武で活躍する姿を見たかったです。しかし、トレードされたのにも納得できます。「走るのも盗塁も好きじゃない」というインタビュー記事を見たからです。
あの怪我さえなければ。若林選手は、2021年5月に左膝前十字靭帯損傷の怪我をしました。怪我をする前は44試合で20盗塁していました。怪我をしなければ、ルーキーで盗塁王になっていたはずです。怪我をしなければ、1番バッターとして活躍していたはずです。復帰まで1年。復帰後は打撃不振に苦しみました。手術で埋め込んだ金具を除去したのは2023年のシーズンオフでした。
期待していた今シーズンも、打撃不振のままでした。そして、「走るのも盗塁も好きじゃない」というインタビュー記事を見て驚きました。大学時代までは長打力と守備が長所だと思っていたようです。怪我をした足に不安があるのかもしれません。しかし、長打力が最大の長所には見えません。足の100%の回復を期待されているとも思いません。期待されているのは、打率と出塁率だと思います。
トレード前の打率は1割2分9厘。ホームラン3本。プロとは思えない打率。宝くじに当たるような確率の長打は魅力じゃない。インタビューを読んで、がっかりしました。外野手の打撃不振が深刻な西武は、若林が変るのを待てなかったのでしょう。西武の選手ではなくなったけれど、巨人で復活してほしい。怪我をする前の輝きを取り戻してほしい。このまま終わってほしくない。
2024年7月1日
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