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お昼に『ちゅらさん』かよ。

 NHKの4月改編で、2007年の連続テレビ小説『ちゅらさん』の再放送が始まりました。地上波のNHK総合で、12時30分からの放送です。この改編で、私は困ったことになりました。お昼12時台のニュースのあとの番組が変ってしまったからです。昼食を食べながら見るのに最適だった『いいいじゅー! !』、『にっぽん百低山』、『サラメシ』が、どこかの枠に飛んでいってしまいました。

 

 なぜ2024年の今、『ちゅらさん』なのか。連続する12時45分からは、現行の連続テレビ小説『虎に翼』の再放送(9月30日からは『おむすび』)。12時台の60分のうちの30分が、連続テレビ小説の再放送になってしまいました。『おむすび』はBSと地上波の放送に続いて、その日の3回目の放送です。連続テレビ小説が苦手な私からすると、信じられない改編です。毒にも薬にも勉強にもならない番組が、お昼には必要なのに。平穏な時間が、お昼には必要なのに。

 

 『いいいじゅー! !』、『にっぽん百低山』、『サラメシ』の放送がなくなったわけではありません。『いいいじゅー! !』、『にっぽん百低山』は、BSで12時から放送しています。でも、それではダメなのです。お昼のニュースのあとに放送されることが重要でした。お昼のニュースよりも優先はしないし、わざわざ録画して見る熱量でもありません。ぽっかり空いた時間にジャストフィットした番組でした。あれから、1回も見ていません。

 

 2023年12月のBSチャンネルの削減でも、見ていた番組が連続テレビ小説に侵食されました。2チャンネルあったBSを1チャンネルにしたことで、7時台の『ワールドニュース』が事実上なくなりました。7時15分からは過去作の再放送枠で2011年の連続テレビ小説『カーネーション』、7時30分からは現行の連続テレビ小説の先行放送枠で『おむすび』。『おむすび』は、8時から地上波での本放送があるのに。1日に連続テレビ小説を何回放送しているんだよ。

 

 

2024年11月4日

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