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上沢、叩かれすぎ

 福岡ソフトバンクホークスに入団した上沢直之投手は、叩かれすぎていると思います。2023年のオフにポスティングシステムを利用して、北海道日本ハムファイターズからメジャー挑戦しました。しかし、1年で日本プロ野球に復帰。渡米前に所属していた日本ハムではなく、ソフトバンクに入団しました。日本ハムに戻らなかったことを非難する意見を目にしますが、私は日本ハムに縛られる必要はないと思っています。。

 

 日本ハムが損をしているように見えるので、怒るのもわかります。敵チームのソフトバンクを利することにもなっています。FA権取得前にポスティングを利用したことが、メジャー挑戦を認めた日本ハムへの不義理と捉えられているのかもしれません。FAでの移籍でも痛いのですから、納得できない気持ちもわかります。しかし、ポスティングを日本ハムが認めたのですから、日本ハムとの縁は切れているはずです。

 

 ファンは好きなチームを応援していますが、選手は入団するチームを選べません。ドラフト会議で指名されたチームに入団するしかありません。チームには保有権があり、選手の意思で移籍することはできません。立場の強いチームがポスティングを認め、移籍した先で戦力外になった上沢は自由になったはずです。FA移籍まで日本ハムでプレーしてほしいのなら、ポスティングを認めなければいいだけのこと。

 

 日本ハムが一生面倒を見てくれるわけでもないし、忠誠を誓う必要はないと思います。報酬面で条件が良いチームと契約するのが自然でしょう。40歳まで活躍する選手は稀なので、2月に31歳になる上沢が活躍できるのは数年かもしれません。稼げるうちに稼がないと。寒いのが嫌いなのかもしれないし。嫌いな人がいるのかもしれないし。私は、菊池雄星に西武に戻ってほしいと思っていません。一度手放した選手なんて、どうでもいいでしょ。

 

 

2025年1月13日

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