世界選手権は厳しかった。カーリング女子世界選手権に日本代表として出場したフォルティウスは、4勝8敗で9位でした。決勝トーナメントに進出できる6位までに入ることができず、予選敗退でした。前回と今回の世界選手権で付与されるオリンピックポイントの合計で7位までに入ることができず、オリンピック出場枠獲得ができませんでした。オリンピックへの道は、最終予選での残り2枠になりました。
フォルティウス、期待していたよりも勝てませんでした。チーム別の世界ランキングでは出場チームの中で5位なので、決勝トーナメント進出は確実だと思っていました。上位チームのどこかに勝つことができれば、メダルの獲得もできると思っていました。しかし、世界選手権は厳しいものでした。格上のチームに勝利することができず、格下のチームに負けることがあり、ランキングよりも低い順位となりました。
最後の試合まで出場枠獲得の可能性を残していました。予選敗退決定時点で出場枠獲得を逃したとの報道がありましたが、違っていました。予選最終戦でスウェーデンに勝利し、翌日の準決勝で中国が敗れれば出場枠を獲得できるはずでした。でも、ハッセルボリのいないハッセルボリに勝てなかった。ショット成功率はフォルティウスのほうが高いし、内容的には勝っていたのに。4Eの2点スチールさえなければ。結局、中国が3位になって枠を持っていったから、スウェーデンに勝っても獲れなかったけど。
ホーマン、ティリンツォーニ、ウンジが別格だった印象。NHKでの中継はなかったけど、中国もすごかったらしい。グランドスラムでは負けはしたけどホーマンを苦しめていたので、勝つチャンスもあると思っていました。でも、勝てなかった。あと1点多く取れれば、1失点少なければ、と思う試合が多かった。いざという時用の爆発力と、難しいショットを決めるアクロバット力がほしい。トップ4(ハッセルボリを含めれば5)に割って入るには、正攻法の上手さだけではなく、派手さが必要なのかも。
2025年3月24日