埼玉西武ライオンズの今年の試合は、10月4日で終了しました。143試合あったはずですが、あっという間に終わってしまいました。毎年のことですが、野球が終わると1年が終わったように感じて、3か月分を損している気がします。最後は楽天に2連敗で終了。楽天に負け越しが決定しました。勝ち越すことができたのは最下位のロッテだけでした。63勝77敗3分で5位、期待していたよりも勝てない1年でした。
オリックスと楽天よりも上位を期待していましたが、現実は厳しいものでした。オリックスも楽天も、西武よりも強かった。結果、優位に戦えたのはロッテだけで、5位という順当な順位に落ち着きました。誰かが打てるようになるのを期待しているうちに、1年が終わってしまいました。49勝91敗3分の2024年よりはマシだけれど、打撃が課題なのは変わらず。得点は350から410に増えたけれど、パ・リーグ最小のままでした。
西口文也監督は、選手起用と試合中の采配に関しては優秀ではなさそうです。先発が打ち込まれても交代せず、試合を台無しにするのが不満。そういう試合に限って、普段より多く得点して追いつきそうになるし。一貫して、負けているときは勝ちパターンのピッチャーを使わなかった西口監督。理解もできるけれど、何がなんでも勝とうとする姿勢も見たかった。勝ち切れない試合が多かった気がします。3回のノーヒットノーラン未遂をしているくらいだから、もってないのかも。
ツーベース以上の長打が打てる選手が少ないのと、チャンスで打てる選手が少ないことが得点力不足の理由だと思います。長打に関しては、体の細い選手ばかり揃っていることが影響していると思います。ドラフト戦略から見直さないと、得点力不足は改善できそうもありません。監督とコーチが代わってバントができるようになり、試合は締まったけれど。強いチームに追いつくには、年数がかかりそう。来年から劇的に強くなるのは無理っぽい。今から、憂鬱。
2025年10月6日