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嫌な予感がする

 大河ドラマ、『豊臣兄弟!』の第1回を見ました。嫌な予感がしました。そう感じたのは、不自然さが気になったからです。ドラマは、種もみの返済を巡るいを小一郎(秀長)が仲裁するシーンから始まります。種もみを返済できない村人に「さらに2升の種もみを貸す」という提案をする小一郎。双方のメリットを説明し、小一郎の案が受け入れられます。このシーンから、小一郎は村人たちから一目置かれていて、信頼さていることが窺えます。


 ところが、そうではないようです。兄の藤吉郎(秀吉)が村を飛び出す時に土豪の坂井喜左衛門から仏画と嫁を盗んだことで、一家は坂井から目の敵にされているようです。坂井は8年が経っても、小一郎をリンチするほど恨んでいます。しかし、小一郎は坂井の娘からは好かれています。村人たちからも好かれているとうことなのでしょう。理由は語られませんでしたが、名主からは目の敵にされていても、村人たちからは好かれていて信頼もされている理由があるのでしょう。


 気になったのは、野盗の襲撃後のことです。リンチの最中に坂井家が野盗の襲撃を受け、坂井の娘が連れ去られそうになりますが、村に帰ってきた藤吉郎のハッタリによって野盗は逃げます。その後、小一郎と藤吉郎は家族の心配をする様子がありません。走って帰ってはいますが、切り殺そうとする坂井から逃げるために見えます。会話でも、母親と姉と妹を心配する様子はありません。道中には農作業をしている村人がいて、村に異変はないように見えます。しかし、姉の“とも”は警戒していて、出くわした藤吉郎を棒で殴ります。その後も、心配する会話はありません。家族の心配をしたり、被害の有無の確認をすると思うのですけどね。


 作り手の描きたいシーンが優先されすぎて、つなぎのシーンが雑になってしまわないことを願っています。ちょくちょく入る、コメディーシーンも心配です。やるなら、コメディー作品にしてしまったほうがいいと思います。シーンごとにバラバラで、バランスが悪いんですよね。というか、宮エマたちを「汚ねえ醜女」と罵って立ち去る野盗。おかしくない? 連れ去るでしょ、普通。


 私が気が付かなかっただけで、名探偵小一郎には全部お見通しなのかもしれません。藤吉郎は、そういう人という設定の可能性もあります。



2026年1月13日

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