最近、Twitterで自称“元ソニーのウォークマン設計者”が自慢話をしています。好意的に捉えていないのは、使う側の私と見ているところが違うからです。決定的なのは、MDウォークマンMZ-E10の素材をステンレスにしたかった話。マグネシウムだと黒ずむのが理由らしい。世界最薄が存在価値なので、色を気にしたことはありません。高額なので、薄さに価値を見いだせなければ普通のプレーヤーで十分です。問題なのは、すぐに壊れること。結局、普通のプレーヤーに戻るのです。色より、壊れないことが重要。使う側との乖離が面白いです。
CDウォークマンを小さく丸くしたことを自慢していますが、小型化は求めていませんでした。そもそも、CDは携帯に適していません。大きいし。音飛び防止機能があっても音飛びするし。1枚のアルバムを聴く使い方しかできないし。出先で1曲ごとにCDを入れ替えるのは不可能です。少しくらい小さくなったところで、使いやすくはなりません。CDよりも小さくはならないので、小型化に期待したことはありません。MDはCDの欠点を解消しましたが、iPodの前では前時代の技術になってしまいました。
今となっては、むなしい。CDとMDとメモリーのウォークマンを持っていました。Appleに乗り換えたのは、NW-A866にガッカリしたからです。タッチパネルの反応の遅さに耐えられませんでした。で、iPod touchを買いました。NW-A866はiPod touchより小さいですが、カメラが付いていないのにiPod touchより厚みがあります。持ち運びのしやすさでは、iPod touchの勝ちです。写真も撮れるし。iPod touchがあれば、NW-A866はいりません。まだ持っていますけど。音も良いし、イコライザも調節できるけど、選ぶ理由とはなりません。
許せなかったのは、転送ソフトx-アプリの広告です。1/4くらいが広告スペース。レジストリを書き変えれば消せるのだけど。買い切りの客に広告を見せる志だよ、志。美しさでiTunesに完敗。元ソニーのウォークマン設計者の自慢話を読んでいて、使いやすくすることに興味がないことを察しました。設計者のこだわりは、私にとっては重要ではない部分。NW-A808は良かったんだけどね~。NW-A866がね~。あと、x-アプリの広告。というか、美しさ。
2026年3月16日