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見るのが辛かった日本カーリング選手権

 日本カーリング選手権、私が好きなロコ・ソラーレは予選で敗退しました。総当たりの予選方式が変更されて試合数が減り、1敗が重くなったように見えます。実力が抗したチーム同士の潰し合いは、見ていて辛かったです。ロコ・ソラーレが負けるのが最も辛いですが、どのチームが負けても辛いのです。

 

 決勝は、SC軽井沢クラブ対北海道銀行。優勝はSC軽井沢クラブでしたが、どちらが負けても辛い。SC軽井沢クラブにはチーム長野最後の生き残り、西室淳子選手がいます。チーム青森に敗れオリンピック出場を果たせず解散したのが14年前。富士急時代の世界選手権は産休で出場しなかったはず。43歳の西室選手が優勝するのは熱い。オリンピックに出場する姿も見たい。

 

 北海道銀行には悪いイメージがあります。2021年に北海道銀行フォルティウスへのスポンサー契約を終了。北海道銀行女子カーリング部を設立。若手選手2人とコーチは道銀に残りました。「スポンサー契約を終了」としているのが嫌な感じ。ソチオリンピック後の吉田知那美選手のように、戦力外にすればよかったのに。でも、道銀の選手たちは好き。世界で戦う姿を見たい。

 

 最も辛かった試合は、予選最終戦でのロコ・ソラーレとフォルティウスの潰し合い。ロコ・ソラーレは、勝利と他チームの結果次第。フォルティウスは勝利で決勝進出。ロコ・ソラーレが勝利しますが、どちらも予選敗退となりました。好きなチーム両方に権利がありながら、どちらも予選敗退という不毛な時間でした。

 

 新チームの北海道銀行を初めて見たのは、2022年の日本カーリング選手権。その時から、いずれ世代交代の時が来ると思っていました。でも、ちょっと早い。若い選手の活躍も見たいし、ベテラン選手の活躍も見たい。日本代表になるのは1チームだけ。誰が負けても辛い。



2024年2月5日

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