top of page
スーパーフォーミュラへの参戦が発表された野田樹潤選手、スーパーフォーミュラ初の日本人女性ドライバーとして話題になっています。野田選手の父、元レーシングドライバーの野田英樹氏の発言が気になりました。75kgの体重に合わせて設定された最低重量をクリアするために、野田選手が25kgのバラストを積むのを不公平だと感じているようです。
スーパーフォーミュラはドライバー込みの最低重量なので、軽い体重という長所を生かせないことを不公平だと感じているのかと思いました。記事を読むと、男女のフィジカル面での差についてのようです。男性ドライバーに対して体格や筋肉量で劣る女性ドライバーが同じ条件で走ることが不公平だと感じているようです。
記事では、チーム代表が競馬で女性騎手の負担重量を2kg軽減するという制度について言及しています。野田選手の陣営は、モータースポーツで男女が対等に競えないと思っているようです。公平性のために、女性ドライバーに重量軽減ハンデが必要と考えているのでしょう。私はモータースポーツでは男女が対等に競えると思っていたので、この考えは衝撃でした。
私は、男性ドライバーと同じ条件で走ってほしいです。それが、イコール。スーパーフォーミュラのマシンはワンメイク、全車が同じマシンです。軽いマシンで速くても、軽いのだから速くて当たりまえです。「女性」よりも「軽い」が強くなってしまいます。それで優勝しても、「女性初」が霞んでしまいます。
2024年2月19日
bottom of page